日本中が歓喜にわいたこの日、関西各地でも観戦イベントが開かれ、サポーターたちが熱い声援を送った。一方、プロ野球・阪神タイガースの優勝やサッカーＷ杯の際にたびたび問題となった
道頓堀川への飛び込みもみられた。

大阪市東住吉区の長居スタジアムでもパブリックビューイングが開催され、約２６００人のサポーターが試合の行方を見守った。

長居スタジアムは、香川真司選手（２４）らがＪリーグ時代に所属したセレッソ大阪の本拠地。先発メンバー発表の際に香川選手の名前が呼ばれると、大きな歓声が上がった。

試合は序盤から一進一退の攻防。後半、まさかのリードを許したが、終了直前、本田圭佑選手（２６）のＰＫで劇的な引き分けに持ち込んだ。
神戸市北区の会社員、中川豪さん（２７）は「言葉にならない。最後は本田選手が決めてくれると信じていた」と喜びを爆発させた。

一方、大阪・ミナミの戎橋周辺でも、Ｗ杯出場が決まると、周辺のスポーツバーなどで試合を観戦していたサポーターたちが続々と集結。一帯は青いユニホームで“埋まり”、
「ニッポン」コールが飛び交う中、道頓堀川に飛び込む人らが続出した。

午後９時４５分すぎから、「Ｗ杯出場決定」と書かれたＴシャツを着た男性や、海水パンツに履き替えた男性らが、叫び声を上げながら、川の中に次々と飛び込んだ。
何度も飛び込む人もおり、大阪府警の警察官に制止される場面も。

同様に混乱が予想された東京・渋谷駅前では、警視庁が、試合終了間際から交差点の斜め横断を制限した。しかし交差点には、続々と若者が集まって「ニッポン、ニッポン」と歓声を上げ、
機動隊員に連れて行かれる人も出た。

ソース：msn産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/130604/wlf13060423370027-n1.htm